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漢方まめ知識

■ 脚光を浴びてきた東洋医学
   近代100年以来、各国は不断の努力によって、西洋薬の開発、医師の育成、病院の建設をしてきましたが、原因不明や薬で治せない病気も未だに数多く残され、ガンなどの重大な死亡原因となる難病も治療が困難です。院内感染、過剰検査、薬漬け、手術による危険性も叫ばれています。

   病気にならない(未病)、根本治療、生活習慣病、真の健康...。3000年前より祖先から連綿と受け継いできた、自然治癒力による回復、医食同源、民間療法、伝統医学などの材料、方法、生薬を弊社では再検証してみました。近代的な設備、分析器具により成分と病気との因果関係を研究しました。

   中国の皇帝、貴族の誰もが認めた漢方薬のなかでも、さらに上薬のなかの上薬である霊芝は、現代医学・薬学の殿堂の象徴となっています。

〜 霊芝は天上から人間に贈られた最高の栄養士 〜
■ 霊芝に含まれている体が必要とする微量元素は日々医学界に注目され
   つつある。
 ここ10年間、微量元素の欠乏による疾病はますます注目されてきています。以前から極希な、或いは非常に奇怪な病気の発症は、体におけるいくつかの種類の微量元素の欠乏によることが発見されました。
 以前、人間が患っている病気のほとんどが栄養不足やウィルスの感染によるものでしたが、次第に生活品質が高まり、抗生物質が頻繁に使われた結果、これらの病気は一気に減少しました。しかしながら、現代では、おいしいものを食べ、ウィルス感染でもないのに、病名さえも分からない変な病気にかかってしまう人もいます。なぜ変な病気と称しているかといいますと、これらの病気の原因はほとんど解明されず、病状の表れ方も様々で、複雑なため、治療上、相当困難な状態にあるからです。
 医学の専門家は数多くの変な病気に関する研究を進めていくうち、その中の多くの病因は微量元素の欠乏によることを明らかにしました。
 そもそも「微量元素」とは、いったいどんなものでしょうか。それは、ヒトの生体になくてはならないもので、その量が体全体の重さの一万分の一以下を占めている化学元素を指しています。以前は、それを検出する技術が発達していなかったため、医学界は微量元素に対し深く理解していませんでした。しかし、現在、その研究も更に進み、体内に含まれている微量元素の量は多くありませんが、体の健康を維持するには不可欠なものと医学界が認識できました。微量元素の欠乏による疾病は数十種類があると立証され、そしてそれを治療するには、比較的に困難なものといわれています。
 ここで、その例をいくつか取り上げてみていきましょう。
微量元素 欠乏症状
亜 鉛 成長障害、発育不全、自閉症、老化や腫瘍に密接に関係しています。
貧血症や認知機能などの低下。
ゲルマニウム 腫瘍の発生と関連しています。
造血機能の低下、貧血症や他の血液に関する病気になりやすい。白癜風(尋常性白斑)を発症する原因の一つです。
セレン 下肢の筋肉痛、中国の克山病(心筋病の一種)、大骨節病。
ヨウ素 精神(発達)遅滞、クレチン病など
バナジウム 血液に関する病気になりやすい。
コバルト
 以上、微量元素の欠乏による病気の種類を簡単に紹介しました。しかし、これらの疾病は現在の医学技術では治りにくい病気だらけということに気づいたのではないでしょうか。
 現実に、診断しにくく、病状が複雑で治療も困難というのは、現代医学が微量元素の欠乏による病気に対する基本的な認識と考えています。
 ところで、現在、体に必要とされる必須微量元素は、鉄(Fe)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、コバルト(Co)、マンガン(Mn)、クロム(Cr)、セレン(Se)、ヨウ素(I)、ニッケル(Ni)、フッ素(F)、モリブデン(Mo)、バナジウム(V)、スズ(Sn)、ストロンチウム(Sr)、ゲルマニウム(Ge)等の15種類があると医学界が公認しています。
 微量元素を検出する技術や医学が発達するにつれ、おそらく今後この15種類を越え、更に種類が増加していくのではないと思います。問題はなぜ現代人がたやすく微量元素の欠乏に陥りやすいのか、そして治療は本当に困難なのかということです。この答えを探り出すためには、現代人の食生活の変化及び体に必要とされる微量元素の特徴に焦点をおくことです。
 一般的に、体に必要とされる微量元素の摂取方法は、主に食事からですが、以前は生活品質が低かったため、五穀雑穀などなんでも食べられており、食べ物の種類は比較的に多かったのです。しかし、生活品質が高まり、食べ物に関して味にうるさくなり、味のいいものしか口にしなかったり、玄米より白米がよく食べられるようになるにつれ、雑穀はほとんどたべられなくなり、野菜より肉を好んだりして、選り好みすることにより、現代における食べ物の種類が相対的に少なくなってきました。
 微量元素は主に各種の野菜、雑穀に含まれ、しかも異なる野菜には異なる微量元素が含まれています。
 以上のことから、現代人が微量元素の欠乏を引き起こす原因は、食生活の変化によることを伺わせます。
 微量元素の欠乏による病気は、知らず知らずのうちになってしまうものです。いったん発病したら、もう既に体に相当なダメージを与えてしまっていることになります。例えば、ヨウ素が欠乏すると甲状腺腫を引き起こしてしまいます。また、銅が欠乏すると、白癜風(尋常性白斑)などにかかってしまいます。これらの病気は治療するのに、非常に困難で、一般的な治療法としては、不足した微量元素を補っていきます。しかし、例え不足した微量元素が補われたとしても、直ちにその病気を追い払うことはできません。これこそ、微量元素の欠乏による病気の治療が困難なところです。
 ですので、なるべく微量元素の欠乏した体を作らないことが大事です。そのため、普段から野菜や雑穀をよく食べ、しかも品目は多ければ多いほど理想的です。しかし、残念ながら、いくら心がけてその習慣を身につけていても、微量元素が欠乏してしまうことも多々あります。それは、その地域の土壌に、ある種類の微量元素が欠乏することや、空気、水の汚染によるものが考えられます。このような地域で作られる野菜や雑穀は、ある種類の微量元素を欠けてしまうことの原因になります。この状態では、食べ物の中にまた欠乏するある種類の微量元素を取り入れるしかありません。もう一つの解決方法とは、霊芝を食用することです。
 霊芝における化学成分の分析によれば、霊芝に含まれている微量元素の種類は大変豊富で、つまり、体が必要とする各種の微量元素が霊芝には全部あることが発見されました。但し、産地の違いや栽培・製造方法が異なるだけで、成分が微妙に違ってきます。
 もちろん、霊芝には、微量元素以外にも、体の健康を維持するのに、きわめて役立つカルシウムやマグネシウム、カリウムなどのミネラルが含まれています。
 その他、霊芝に含まれている各種の元素は、品目が揃えられ、しかもあらゆる元素の量がそれほど多くないのが最大のポイントになります。
 体の健康を維持するためには、確かに様々な種類の微量元素やミネラルが必要とされますが、その量はわずかであっても十分に役に立つことが大きな特徴です。より重要なのは、品目が揃っているということです。ですので、霊芝を食用するということは、欠乏した種類の微量元素を補うと同時に、とりすぎて病気になる心配がないということです。
 近年、霊芝に含まれている微量元素のことが日々注目されつつあります。霊芝を食用することは微量元素の欠乏を解消できるだけではなく、医学の研究によれば、霊芝に含まれるある種類の微量元素は十分な薬理活性を備えてことが発見されました。霊芝の中にあるゲルマニウムはその代表的な例の一つです。
 現代の研究によれば、霊芝に含まれるゲルマニウムは有機ゲルマニウムの形で存在して、著しく肝臓病患者の肝機能を改善し、その患者の免疫力を高め、肝機能のGPTやGOTを陰性に変えることが明らにかされました。これこそ、霊芝にある有機ゲルマニウムは肝炎の治療に役に立つことが説明できるのではないかと考えられる根拠です。更に、日本の学者は、霊芝にある有機ゲルマニウムがガンを防ぐことや抗ガンできることに注目を集まりました。
 要するに、霊芝に含まれている微量元素やミネラルは非常に豊富で重要なものです。そして、日々に世界各国から注目されている、霊芝に関するこの研究は皆の期待を受け進められています。
■ 霊芝における各有効成分の間に、不思議に相乗しています。
 多糖体、必須アミノ酸、微量元素以外、霊芝にはアデノシン、トリテルペン、アルカロイド、ステロール、フェノール類、グリコシド、ラクトン、マンノース、エルゴステロール、ラッカーゼ、リゾチームなどの化学成分が含まれています。霊芝に含まれる数多くの成分のうち、基本的には生物や薬理活性を備え、現在、よく研究されているのは、主に多糖、アミノ酸、微量元素に焦点が置かれています。将来、霊芝の研究が更に進んでいくと、もしかしたら驚くべき発見があるかもしれません。
 ここで言及するに値するのは、霊芝における様々な有効成分の間に、お互いに相乗効果があるといわれていることです。例を挙げてみると、霊芝における各有効成分は、疾病をやっつけてくれる一つ一つの武器とします。これらの武器は単独に使われると敵を撃退することができますが、威力は小さいです。一方、これらの武器を集めると、まるで航空母艦のように各角度から敵を攻撃することができるため、その威力も倍数に増加するはずです。
 霊芝における各有効成分の間に、上述のような働きがあり、各種の多糖が結合されると、その抗ガンのパワーが一層増されます。霊芝における各種アミノ酸が結合されると、幅広く治療効果のある、様々なタンパク質に構成されます。もちろん霊芝における各種の微量元素の間も、このように同じく相乗的な働きがあります。
 例えば、ヘモグロビンは酸素を運ぶ役で、鉄と結合してからこそ、初めてその働きを果たせます。但し、鉄だけだと足りないため、銅の手伝いがなければ、酸素との結合もできません。一方、銅はコバルトのフォローがなければ、その働きが果たせません。
 以上のことにより、霊芝における各有効成分の間に、密接に関係していることがわかります。これこそ、なぜ霊芝の有効成分をそれぞれ抽出して、単独に使わず、全体的に一緒に食用するのかがいいという重要な意味がわかってくると思います。
 現実では、化学物質はある一種の症状に対して処置し、即効性がある一方で、副作用から逃れられません。しかし、自然の薬草はそうではなく、その成分が複雑であるだけで、体全体をよくしてくれるものとされています。なぜそれが可能になるのかは、体が元々もっている潜在能力(自然治癒力)を起動することによって、病気を治していき、効くまでにはやや時間がかかりますが、体に温和なもので、副作用も起きなくて済みます。
 薬害が日々深刻化し、環境汚染が進んでいく今日、霊芝がこんなに我々の庶民の身近にあることを感謝すべきです。
【霊芝と東洋医学】
「神農本草経」    古代中国での霊芝の分類は、葛洪という人の「抱朴子」という本のなかに書かれていて、霊芝の生地により、"石芝・木芝・肉芝・菌芝・草芝"に分けられています。
   梁の時代の陶弘景という人は、菌芝をさらに外見によって、"青芝・赤芝・黄芝・白芝・黒芝・紫芝"の6種類に分類しました。
   「本草綱目」においては、その6種類の味と効能について詳しく説明されています。6種類の霊芝はそれぞれ異なる効能を持つため、六色霊芝については古代の書籍にしばしば散見されます。
   ただ、六色霊芝というものは本当に存在したのでしょうか あるいは古代にいわれている六色霊芝は、すべて霊芝そのものでしょうか。
   それというのも現存する資料には外見についての記述しかなく、標本もしくは絵さえも一切存在していないからです。
現代科学の研究成果では中国の古書に記載されている六色霊芝を明確に区分けすることが出来ません。

【近代の霊芝研究】
   近代、東洋医学が認知され、西洋でも科学的な研究が進められて、霊芝が真菌界のなかの一つの類とすると思われます。
   1979年、Alexopolusによって確立された真菌の分類学において、霊芝は真菌界(Myceteae)、無鞭毛菌門(Amastigomycota)、担子菌網(Basidiomycetes)、ヒダナシタケ目(Aphyllophorales)、サルノコシカケ科(Polyporaceae)のなかのマンネンタケ属(Ganoderma)とされました。
   霊芝は1881年、フィンランドの植物学者、Karstenによって、子実体の表皮が光っているものを霊芝 G.lucidum(W.Cust:Fr.)Karst として、この属の代表種とされました。
   その後、Donk、Murrill、Furtado、Steyaertなどの学者の研究により、霊芝属の定義をまとめました。主な特徴は二層の細胞壁の担胞子があることです。

【真の霊芝とは】
   霊芝属の担胞子は卵形をしています。外側の層の細胞壁は薄くて透明で、内側はやや厚くて黄褐色をして疣状の突起が並んでいます。"卵形"、"二層細胞壁"、"黄褐色"の担胞子であることが霊芝属の必要条件で、いくら外観や色が似ていても霊芝属には分類できません。
■ 霊芝と一般的なキノコ
【アガリスクの機能性】
アガリスク    抗ガン作用などにおいて霊芝に劣らないとされているアガリクス。では、どちらがより優れているのでしょうか。
   結論から言うと、まだそこまでの解明や研究はなされていません。
   古代中国・最古の医学書である「神農本草経」にも登場する霊芝に比べて、アガリクスは発見されてから30年くらいしかたっていません。
   いずれにしてもシイタケやエノキダケなどのキノコ類が身体によいのは間違いのないところなので、優劣を論じるのではなく、ともに人類の健康に寄与する食べ物として広めていくことが大切ではないでしょうか。

【「きのこ抗癌効果比較一覧表」の信憑性】
   かつてアガリクスの抗ガン効果が喧伝され、霊芝の有用性が不当に低いとされたことがあります。「きのこ抗癌効果比較一覧表」なるものがアガリクス業者によって大量に配布されましたが、それによるとアガリクスのガンの全治率が90%なのに対して、霊芝はわずか20%となっています。
   出所を調べてみた結果、「きのこ抗癌効果比較一覧表」の基礎となっているのは千原呉郎氏(国立がんセンター研究所)の「各種担子菌類及び食用菌類の抗腫瘍活性一覧」であり、その研究の中心になったのは薬学博士・前田佐知子氏でした。
   奇妙なことに、その表には霊芝もアガリクスも含まれていません。 前田博士によると、研究が発表されたのは1974年のことであり、その頃はまだアガリクスは発見されておらず、霊芝も人工栽培の研究が始まったばかりで、まだ市場に流通されていませんでした。
   明らかに霊芝とアガリクスは後からつけ足されたものであり、同一の条件で行われていない実験結果に信憑性があると思えるでしょうか? しかも「きのこ抗癌効果比較一覧表」ではアガリクスの欄を大きな活字で目立つように書かれてあり、アガリクス業者の販売目的として作成された資料と言われても仕方がないのではないでしょうか。
■ 霊芝と普通のキノコの違い
霊芝と普通のキノコの違い
【固い表皮】(図1)
   写真で見ればわかるように、霊芝は傘の部分が固い表皮でおおわれています。 これは有効成分を多く含む子実層を雨風や害虫から守るためのものです。 ここが椎茸など、普通のキノコと大きく違うところです。

【傘の裏】(図2)
   霊芝は傘の裏がヒダ状にはなっていません。 電子顕微鏡で見てみると、管孔を形成している子実層がわかります。 椎茸にも多糖類が含まれていますが、霊芝には椎茸にはない、トリテルペン、アデノシン、有機ゲルマニウムなどの有効成分が含まれており、その苦味成分が人体によい影響を与えます。

【椎茸】(図3、4)
   全体的に柔らかく、おいしいものです。
普通の食べ物としての栄養だけです(アガリクスも椎茸の一種)。

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